iOSの標準アプリの画面の回転への対応とUIの変更

縦位置と横位置で提供する機能の違い、レイアウトを認識するということ、端末の大きさと目との距離などの関連性について考えていました。
手始めに iPhone、iPad の標準アプリが画面の回転に対応しているか、回転することでUIのレイアウトなどに変更があるか調べました。

iPhone4 iOS 5.1 iPad iOS5.1
アプリケーション 回転/レイアウト変更 回転/レイアウト変更
App Store No / No Yes / No
Game Center No / No Yes / No
iTunes No / No Yes / No
Safari Yes / No Yes / No
YouTube Yes / No Yes / Yes *リスト、動画の表示変更
カメラ Yes / Yes *アイコンの向き 未調査
カレンダー Yes / Yes *週表示 Yes / No
コンパス No / No
ビデオ Yes / No Yes / Yes *レイアウトが少し変更
ボイスメモ No / No
マップ No / No Yes / No
ミュージック Yes / Yes *Cover Flow Yes / No
メール Yes / No Yes / Yes *Split View切り替え
メッセージ Yes / No Yes / No
メモ Yes / No Yes / Yes *Split View切り替え
リマインダー No / No Yes / No
株価 Yes / Yes *チャートの拡大表示
計算機 Yes / Yes *関数電卓
時計 No / No
写真 Yes / No Yes / No
設定 No / No Yes / No
天気 No / No
電話 No / No
連絡先 Yes / No Yes / No

以上のような結果です。

iPhoneで回転するアプリは、テキストを入力して使うアプリ、写真・動画などコンテンツに縦位置・横位置があるもの。または標準とは違うナビゲーションを提供する特殊なビューを提供するものです。ただしリマインダーは横位置に対応してませんね。

iPadでは回転しなかったアプリはありません。レイアウトは縦画面でも横画面でも同じように使える前提で、Split View、サイドバーのようなリストの表示を切り替えてナビゲーションのアクセスをしやすくしているものでした。